紀伊半島 樫山(970m) 2013年1月2日

所要時間 7:11 林道−−7:14 銚子川第二発電所−−7:36 導水管最上部−−7:43 360m鞍部−−9:09 トロッコ軌道跡−−9:29 樫山最高点−−9:31 樫山三角点−−9:35 樫山最高点 10:00−−10:11 トロッコ軌道跡−−10:54 360m鞍部−−10:57 水管最上部−−11:08 銚子川第二発電所−−11:13 林道

場所三重県北牟婁郡紀北町
年月日2013年1月2日 日帰り
天候
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場発電所入口付近に駐車スペースあり
登山道の有無踏跡あり
籔の有無ほぼ無し
危険個所の有無危険度高い
コメント銚子川第二発電所より往復。導水管巡視路階段利用で360m鞍部まで巡視路が続く。それ以降は標高700m付近までは露岩混じりの尾根が続き、ろくでもない急登やトラバース、軽い岩登りなど危険地帯のオンパレード。落ちれば100m以上墜落する個所も。でも目印多数で大助かり。これが無ければ安全に下山するのは不可能。特に危険地帯は尾根不明瞭で目印無しで正しいルートに乗るのはほぼ不可能。標高700mを越えると安全地帯。トロッコ軌道跡もある。最初から最後までほとんど自然林。三角点はやや下ったところにあり最高点は別。こんな変な山でも複数の山頂標識あり




発電所近くの林道分岐に駐車 銚子川第二発電所の送水鉄管
送水管とその裏側の尾根。これを辿った
銚子川第二発電所入口 この橋が無いと沢を渡るのは不可能
発電所の解説
法面によじ登る 導水管沿いの階段に辿りつく
写真では分からないがかなり急。転落注意 間もなく最上部
意外にもまだ先に道が続く 鉄管始点
巡視路らしい 鞍部で巡視路は右の谷に下る
今は巡視路ではなくモノレールを使用らしい 鞍部にはこんなテープも。意外に入山者がいるようだ
最初はジャブ程度の露岩 ワイヤーロープ
これより先は露岩と急な尾根の連続 フィックスロープ
テープ類多数あり
こんな岩の隙間をよじ登る個所も
まだまだ急斜面が続く
安全地帯に入ったっと思ったが・・・ まだ露岩の急な尾根が登場
やっと傾斜が緩む
トロッコ跡の水平道。北斜面に顕著に残る
緩く広い尾根を登る
落葉樹が多くなってきた 間もなく樫山最高点
樫山最高点 樫山三角点に向かう
樫山三角点
帰りのトロッコ跡 危険地帯を下降中。尾根分散しているので目印無しでは安全下山は不可能
トラバース中 岩を下る。登りではここでいいのか迷った
半分岩登りだ ようやく鞍部に到着
導水管巡視路の下降。これも結構危険がある 発電所到着
モノレール始発駅 不動谷はこの水量
銚子川第二発電所


・銚子川第二発電所より往復。川の水量が多く、渡るには発電所点検用の橋を渡るしかないと思われる。

・導水管沿いの超急傾斜の巡視路階段を利用して導水管最上部まで至るが、巡視路入口はバリゲードがあるので、最初は点検用モノレールを利用して法面上部に這い上がり、水平移動して階段に取り付くのが良い。モノレールは急すぎて登れない

・導水管最上部から360m鞍部まで立派な巡視路が続く。巡視路は鞍部から反対側に下ってしまい、稜線上は正式な道はない

・鞍部より標高700m付近までは露岩混じりの尾根が続き、ろくでもない急登やトラバース、軽い岩登りなど危険地帯のオンパレード。落ちれば100m以上墜落する個所もあり、慎重な行動が必要。雨の後で滑りやすかったり凍結が考えられる時期はやめた方が無難。

・危険地帯は目印多数で大助かり。これが無ければ安全に下山するのは不可能。特に危険地帯は尾根不明瞭で目印無しで正しいルートに乗るのはほぼ不可能。こんなところを登るの?と思える場所でも目印があるのだったら正解。

・標高700mを越えると安全地帯。トロッコ軌道跡もあるが、水平にトラバースする道形が残るだけでレールはない。

・なだらかな稜線に入ると背の高い落葉樹が多くなり明るくなる。下部は照葉樹が多い。最初から最後までほとんど自然林。

・最高点も落葉樹林。三角点はやや下ったところにあり最高点ではない。こんな変な山でも複数の山頂標識あり

・下りは目印を頼りに。危険地帯では僅かにルートがずれただけで進退窮まることも。かなり目印が多いのでルートを外れそうになってもよく見れば目印があるはず。逆に言えば目印が無くなったら目印が現れるまで引き返すこと


 

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